マンションの家賃収入と管理費の関係

マンションの所有者は、毎月管理費と修繕積立金を支払うことになります。管理費は、共用部分の清掃などに当てられます。賃貸マンションの場合、それを支払うのはマンションの所有者となります。ただ、入居者に対し、管理費という項目を設けるか、それともそれは家賃の中に含むものとして家賃だけを受け取るかは、所有者次第です。特に決まりはありません。入居者は月々の支払総額で考えますし、所有者も同様です。所有者は、固定資産税や管理費、修繕積立金なども含めた毎月の出費を考えた上で、家賃を設定することになります。
 もちろん、家賃は第一に、周辺相場を元にして決められます。出費が多いからと言って、家賃を周辺の相場よりも高く設定していたら、空室になってしまいます。時にはマイナスとなっても、低い家賃設定をしなくてはならないこともあります。
 マンションの場合はアパートと違って管理費が高額となりますから、その点も十分考慮したうえで、購入する物件選びをすることになります。毎月の出費を補って余りある家賃収入が得られる物件かどうか、空室リスクが低く、安定した家賃収入が見込めるかどうか、よくよく吟味して選ぶことが大事です。マンションの賃貸は、楽であるというイメージを持たれることも多いですが、楽だった時代はすでに過去のものとなりつつあります。人口が戦後初めて減少に転じ、賃貸住宅余りが目立ってきましたから、住宅不足が続いていたこれまでとは様相が一変しています。

 新築物件が次々と供給されており、我が国では新築が非常に好まれるため、競争がある場合は、新築物件が有利となります。新築とそれ以外の物件の家賃があまり違わないこともあって、ますます新築物件への人気が高まっています。しかし、新築でなくなったからと言って、家賃の値下げに踏み切る家主はわずかです。家賃を下げるよりも、リフォームやリノベーションをして、新築物件に対抗しようとするケースのほうが多いです。全面リフォーム済みの部屋は、新築と同じとまではいきませんが、ほぼ匹敵するくらいの人気があります。こうした物件はひっぱりだこで、空き室の心配もあまりありません。
 マンション全体への管理費と同様、修繕積立金も毎月かかるわけですが、所有するマンションの室内に関しても、修繕用の積立を独自におこなっておき、入居者の入れ替わりに備えておきたいところです。何よりも避けなければならないのは、空室状態が続くことです。

テレビでも特集されたマンション物件紹介に強い
デザイナーズ賃貸特化型紹介サイト